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発明の偉人シリーズ

2016年4月5日

シャーペンの実用化の親:早川 徳次氏

今、台湾の鴻海精密工業による買収で、話題になっているシャープ株式会社。

その創業者である早川徳次氏の発明について説明します。

founder_1出典:http://www.sharp.co.jp/

早川徳次(はやかわ とくじ、1893-1980年、東京生まれ)

シャープペンシルの実用化

早川氏の偉大な発明の一つが、シャープペンシルです(1915年(大正4年)発明)。

おボタンをカチカチと押すと、細い黒鉛の芯が先端から繰り出してくる機械式鉛筆です。

(当時の発明は、ノック式でなく、回転式でした。)

正式名称は、早川式繰出鉛筆(はやかわしきくりだしえんぴつ)と言います。

M10000B

画像:http://www.platinum-pen.co.jp

繰出鉛筆自体の発想は、アメリカなどですでに存在していましたが、玩具レベルで実用的ではありませんでした。

それを実用化し、普及させることに成功しました。

早川氏が工夫した点

・壊れやすいセルライド製を、丈夫な金属製(内部が真鍮、外側がニッケル)に。

・芯を細くした。

・出した芯は指で戻していたが、逆回転に回すことにより芯が収まる方式に。

・最大まで繰り出すと、芯が自動的に外れるようにした。

・鉛筆のお尻部分に消しゴムを付けた。

など

国内と外国で、実用新案登録を、48件取得しました。

その一例の実用新案登録第54357号の図面。

a新しいビットマップ イメージ

当時は、エバー・レディ・シャープペンシル(Ever Ready Sharp Pencil、常備芯尖鉛筆)の名称として売り出しましたが(米国で商標登録)、

その後、シャープペンシルに改名しました。

早川氏のそのほかの発明

徳尾錠(とくびじょう):1912年(明治45年)

item01

実用新案登録25356号。

穴を開けずにベルトが締められるバックルです。

なお、名前は、早川氏の名前(徳次)から一文字とっています。

新しいビットマップ イメージ (2)

水道自在器(蛇口):1913年(大正元年)

取り付け部品を9個から3個にして、簡単に取り付けられるようにした蛇口です。

30分かかっていた取り付け時間を1分に短縮することに成功しました。

 

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