面白特許シリーズの第6弾です。
爆笑できる特許出願を紹介していきます。
今回は、頭髪関係のユニークな特許です。
「透明増毛ネット」特開平10-204712
特徴
網状に形成したネットに、人工毛を結び付け、
それを医学的な行為を用い、直接人間の頭皮に縫い付ける、増毛ネット。
説明
取れる心配がなく半永久的に使える、脱毛症(ハゲ)をカモフラージュする商品とのことです。
直接カツラを縫い付けるとは、想像するだけで痛そうです。
しかも、図面では、全くハゲをカモフラージュしていません。
バーコードはげに毛が生えた程度になっているのが残念です。
「頭髪育毛法」特開2013-32329
特徴
頭部をたてに反復運動することによって、首の筋肉に負荷を与えること。
説明
頭部をたてに反復運動することによって、首の筋肉に負荷を与えると、
首の血流量が増し、頭頂部の血流を増やすことによって育毛する発明です。
発明者が、実際に、この方法で、毛が生えてきたらしいです。
しかし、なぜ、頭頂部だけなのでしょうか?
「ハゲ隠し塗布剤」特開2007-204466
(画像はイメージです)
特徴
天然の黒色鉱石を微粉末にし、その微粉末を、
(1)グリセリンなどの化学合成油、(2)オリーブ油などの植物性油、(3)スクワランなどの動物性油、あるいは、(4)ヘアーリキッド
と混合してなる、塗布剤。
使用方法
1.塗布剤を、指などで禿げた部分に刷り込むようにして塗布する。
2.塗布した部分に,周囲の頭髪を被せて,毛ブラシなどを使って整髪する。
3.整髪した後,頭髪全体にヘアースプレイをかける。
4.スプレイをかけたら手でなでつけながら、ドライヤーを使って乾燥固定する。
雨に濡れたら、悲惨な状態になるのが簡単に想像できます。
マジックで頭を塗ったほうが、ましな気がします。
「ペット用かつら」特開平09-187186
特徴
かつら部には耳出し穴が設けられておりペットの耳が出るようになっている。
かつら部を落ちないように止めておくためのあごひもが設けられている。
説明
発明の効果として、「発明を使用すれば、犬や猫等のペットを簡単に変身させてイメージチェンジができるので遊び心があり楽しめる。」とあります。
ペットにしては、いい迷惑のような気がします。