各国について、拒絶理由通知の応答期間と、その延長期間について、まとめてみました。(2016年9月現在)
日本
国内居住者
審査段階の拒絶理由 応答期間60日 + 最大延長2ヵ月
拒絶査定 応答期間3カ月 (延長不可)
審判請求後の拒絶理由 応答期間60日 + 最大延長1ヵ月
延長費用 2,100円
*延長申請は、1回のみ。
*期限経過後にも延長申請可能、ただし、51,000円に増額
在外者
審査段階 応答期間3ヵ月 + 最大延長3ヵ月
拒絶査定 応答期間4ヵ月 (延長不可)
審判請求後 応答期間3ヵ月 + 最大延長3ヵ月
延長費用 2,100円×請求回数
*1回の申請で2ヵ月延長可能。2回の申請により合計3カ月延長。
*審査段階の拒絶理由のみ、期限経過後にも延長申請可能、ただし、51,000円に増額
詳しくは、特許庁のHPをどうぞ。
アメリカ
オフィスアクション 応答期間3ヵ月 + 最大延長3ヶ月
限定要求 応答期間1ヵ月 + 最大延長5ヶ月
延長費用
1ヶ月USD 200
2ヶ月USD 600
3ヶ月USD 1,400
4ヶ月USD 2,200
5ヶ月USD 3,000
*期限前の延長申請は不要。
(米国特許法133条、規則1.135、MPEP710)
ヨーロッパ
オフィスアクション 応答期間4ヶ月 + 最大延長2ヶ月
延長費用は、無
*延長申請は、1回のみ。
*応答期間には、10日の猶予がありますので、実際の応答期間は、4ヵ月+10日です。
中国
1回目の拒絶理由通知 応答期間4ヶ月 + 最大延長2ヶ月
2回目以降の拒絶理由通知 応答期間2ヶ月 + 最大延長2ヶ月
延長費用 1回目では、1ヶ月毎にCNY 300
2回目では、1ヶ月毎にCNY 2000
*延長申請は、1回のみ。
*応答期間には、15日の猶予がありますので、実際の応答期間は、4ヵ月(または2ヵ月)+15日です。
台湾
初審 応答期間3ヶ月 + 最大延長3ヶ月
再審査 応答期間2ヶ月 + 最大延長4ヶ月
審査意見通知 応答期間3ヶ月 + 最大延長3ヶ月
拒絶査定 応答期間2ヶ月 + 最大延長2ヶ月
* 延長費用は、無
*延長申請は1回のみ。
韓国
オフィスアクション 応答期間2ヶ月 + 最大延長4ヶ月
拒絶査定 応答期間30日 + 最大延長2ヶ月
延長費用 1ヶ月の延長申請KRW 20,000
2ヶ月の延長申請KRW 30,000
3ヶ月の延長申請KRW 60,000
4ヶ月の延長申請KRW 120,000
*オフィスアクションでは、複数回の延長申請が可能。
*拒絶査定では、延長申請は、1回のみ。