特許事務所に勤務の20代の特許技術者(非弁理士)さんの転職事情の話です。
新卒2年目で、特許事務所に転職した際のお話を伺いました。
(注:写真は、本人ではありません)
特許事務所の転職を目指したきっかけ
初めは、出版関係の中小企業に勤めていました。
いわゆるブラック企業できつかったので、1年くらいで、違う職種に転職したいと考えていました。
そのとき、大学時代の先輩とたまたま会う機会があり、相談したところ、その大学の先輩から、特許事務所転職を勧められました。
その先輩は、特許事務所の特許技術者をしていて、先輩が勤務している特許事務所が人手不足で、未経験でも良いから募集しているとのことでした。
仲の良い先輩でしたので、すぐに転職を決意しました。
特許事務所への転職方法
前述しましたが、先輩のツテです。
先輩に言われるがまま、先輩の勤務している特許事務所に履歴書を送付し、簡単な面接だけで、採用に至りました。
特許事務所の特徴
全員で15人くらいの小さい特許事務所で、所長を中心としたアットホームな環境です。
化学、機械のどちらも対応しています。
小さい特許事務所なので、忙しさは、クライアントからの受注に大きく依存します。
いつ忙しくなるか、まったく読めません。
特許事務所に転職した感想
前職が完全なブラックな会社でしたから、それと比べると、天国と地獄との差くらいあります。
特許に関する知識は当然ゼロでしたが、面倒見の良い大学の先輩が隣の席に座ってくれて、懇切丁寧に指導してくれています。
所長の怒るポイントを先回りして、手を打ってくれているので、所長から怒られたこともほとんどありません。
きつかったこと
特にきついと感じたことはないですね。
明細書の締め切り間際には、残業が急激に増えるのが、嫌といえば嫌ですが、
締め切り以外では、定時で帰れますので、この業界では文句は言えないと思います。
あとは、弁理士試験は始めたのですが、仕事が終わったら、勉強尽くめというのが苦痛です。
でも、この業界に入った以上は、弁理士になることは重要ですので、
一年でも早く試験に合格するなるためにがんばりたいと思います。。
一言
何の知識もなく、勢いで飛び込んだ業界ですが、職場の周りの人に恵まれて、楽しく過ごしています。
早く一人前の弁理士になって、今の事務所を盛り上げていけたらと思っています。