面白特許シリーズの第9弾です。
おもしろい特許出願を紹介していきます。
今回は、少し趣向を変えて、発明者が有名人である発明となります。
「ライターホルダー」特開平09-196374
発明者は、ダウンタウンの松本人志氏。
特徴
使い捨てライターを収容するホルダー本体と、キャップと、押しボタンと、
押しボタンの押した回数を表示できる操作回数表示機構とを備えるライターホルダー。
説明
使い捨てライターを高級ライターと同様に使用することができるとともに、
押しボタンを押すごとに、自分が喫煙したタバコの本数も確認することができるようになります。
ただ、こういう商品は、指遊びで押しボタンを何回も押してしまいそうです。
で、結局、煙草の本数が分からなくような気がします。
ちなみに、松本氏は、目覚まし時計(特開平09-230067)についても出願しています。
この出願は、目覚まし時計本体とは別に停止信号発信器を用意し、
時計本体を設置した室内以外の場所に設置するものです。
目覚まし時計本体が設定時間に報知音が鳴った場合、
停止信号発信器を操作しないと停止しないので、確実に起きることができるらしいです。
「アイアンクラブヘッド」特開2007-044440
発明者は、北野武氏と芳賀隆之(所ジョージ)氏
特徴
フェース部2の背面の連結部22に水平で前後方向に長いネック部3の前端を連結し、
その後端をシャフト5のホーゼル部4の下端に連結して
シャフト5より正面前方にフェース面を配置する、アイアンクラブヘッド。
説明
このアイアンを使えば、ヒッカケやシャンク、ダフリがなくなるらしいです。
実際に商品化されたらしいです。
「プログラム」特開2012-055644
出願人は、株式会社秋元康事務所とバンダイナムコ
特徴
仮想人物と、複数の登場キャラクタそれぞれとの間の恋愛に係るシミュレーションゲームをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
イベント実行手段、
イベント実行手段による結果に基づいて好感度を変更する好感度変更手段、
好感度が所定の限界条件を満たした登場キャラクタを検出する検出手段、
検出手段の検出に応じて、所定のエンディング演出を実行するエンディング演出実行手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
説明
AKBのゲームを想定した特許出願らしいです。
「本当は告白を断るつもりでいたが、ほだされて告白を受け入れてしまった」
と言った具合のほろ苦い体験も、恋愛で味わえる発明らしいです。
AKBならどのメンバーになるでしょうか?
ちなみに、この出願は、特許になっています。
「格闘技用リング」実登3009589
発明者は、大仁田厚氏。
特徴
リング本体を包囲する床面上に、有刺鉄線を敷設した、格闘技用リング。
有刺鉄線に、格闘技の演出効果を高めるための爆発物が取り付けられている、格闘技用リング。
説明
ロープが有刺鉄線にしたプロレスのデスマッチがありましたが、その改良版です。
ショーアップ効果や迫力を従来よりも高めることができ、スリリングな試合展開を観客に提供できるとのことです。
プロレスラーならではの発明です。
「麻雀点数計算機」特公昭51-19383
発明者は、元総理大臣 菅直人氏。
特徴
符の値入力手段と、翻の値入力手段と、これらの入力手段と電気的に接続した計算回路と、
表示手段からなることを特鋼とする、麻雀点数計算機。
説明
麻雀の得点と失点を簡単な操作で計算し表示させる方法です。